京都珈琲案内

京都のとあるバンドマンがお送りする、
京都を中心とした珈琲店、喫茶店、及びカフェの記録及び紹介。
自宅で自家焙煎(unionサンプルロースター)をしたり、
ネルドリップやエスプレッソマシン(LA MARZOCCO Linea mini)をいじったりしています。
また、自宅をカフェのように改造して遊んだりもしています。

【閑話休題の楽曲視聴はこちら】
https://youtu.be/vsB0nOVW_JE



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2020年10月

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Wind and Coffee in Nishijin


 I felt refreshed with coffee, as if I had had a wind in my face.


【超役】

五条のタイ料理屋さんで間借り営業していたコーヒースタンドが西陣に移転したと聞いて、行ってまいりました。西陣京極の奥の奥にありました。なかなかディープでテンションが上がります。


そよ風ブレンドを注文。店内の2階で飲むこともできます。ペーパードリップで出された珈琲はコロンビアベースの中深煎り。ブラジルや少しエチオピアなども入っているとのことです。甘味重視で酸味はほぼ無し、中深煎りの珈琲を飲む傾向のある人は皆好きな味ですね。けっこう深めだけど重たすぎず、冷めても甘みがメインで残っているのでテイクアウトにちょうどよいと思います。風とCOFFEEは以前「陽のコーヒー」という名前でやっていた時代があって、その時は確かグアテマラベースだったと思うのですが、ブレンドを変えたようですね。さらにブラッシュアップされていて美味しかったです。


最近また西陣が熱くなっています。Cafe WakkaやイワシコーヒーやKEFUも最近できたし、biotope tiny coffee shop、ノバラコーヒー、エントツコーヒー舎など元々あったところに更に充実してきました。さらに別の新店ができるという情報もあります。珈琲店巡りやカフェ巡りが好きで京都をぐるぐる廻っておられる方も、また改めて西陣のカフェ巡りを楽しんでみてはと思います。


ちなみに私はこのあと大好きなbiotope tiny coffee shopへ寄って、美味しいネルドリップコーヒーとビクトリアケーキとともに談笑しながらゆっくり時間を過ごしました。
 

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Kissa Giraffe at Shijo-Kawaramachi

 

I didn’t expect the animal next an elephant was a giraffe.

 

【超訳】

四条河原町の純喫茶「回廊」の地に、珈琲とプリンのお店がオプンしたと聞き、行って参りました。

 

中に入ると、回廊の純喫茶らしい雰囲気そのままでした。「コーヒー プリン」と看板に書いているだけあって、珈琲とプリンのセットを注文。

 

珈琲はペドリップ、トラジャ推しのブレンドでした。焙煎度は豆を見てないけどおそらく中煎りと中深煎りの間くらい、多分中南米系も入っているんちゃうかな。トラジャはコクがめちゃくちゃ深いから単体に使いがちなのですが、そこをブレンドのの豆の酸味を加え、かつ度も持ちさっぱりめにして妙なバランスでした。

 

あと、ハリオの造を活かして回さず真っ直ぐ落下距だけできちんと調整しているドリッピングを久々にました。ハリオのドリッパーを使っているのにお湯を大きく回しながら入れている人はよく見かけますが、理屈上ドリッパーに渦があるので、回さなくても全体には充分に浸透します。かつ、時折叩くようなドリッピングもあって、こうすると理屈上抽出速度が速くなり、出来上がりの温度も高くなるので、さっぱりかつ香り高い珈琲に仕上がるんでしょうね。プリンもブリュレのような厚もっちり滑らかな食感で大変美味でした。

 

よい時間を過ごせました。皆様も四条河原町へお越しの際は是非行ってみるべきかと思います。
 

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