京都珈琲案内

京都のとあるバンドマンがお送りする、
京都を中心とした珈琲店、喫茶店、及びカフェの記録及び紹介。
自宅で自家焙煎(unionサンプルロースター)をしたり、
ネルドリップやエスプレッソマシン(LA MARZOCCO Linea mini)をいじったりしています。
また、自宅をカフェのように改造して遊んだりもしています。

【閑話休題の楽曲視聴はこちら】
https://youtu.be/vsB0nOVW_JE



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2019年01月

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Coffee Tsue at Nishiogikubo,Tokyo


I has added this café in the list of ones I should visit every chance in Tokyo.


【超訳】

12月頭に友人の結婚式で東京に行った際に、かねてからどうしても行ってみたかった喫茶杖へ。西荻窪の住宅街に隠れて存在する、アンティークと自家焙煎ネルドリップのお店です。
まず店内に入った瞬間から、古道具とアンティーク家具に囲まれた、静かな和空間でわくわくが止まりません。

そして気を落ち着かせて、ネルドリップをデミタスで注文。丁寧に丁寧にドリップされた漆黒の珈琲をひと口。一瞬電流が走るかのような芳醇な甘みとコクに、穏やかでスモーキーな余韻が広がり、泪が出そうになりました。本当に来てよかった・・・多分手回し焙煎なのかなと思います。

東京に来た際に必ず行かなければならない店がまた一つ増えてしまいました。皆さまもこのお店のデミタスを味わいに、必ず必ず必ず行かなければならないと思います。特に東京近郊に住んでいる方なら、行かない理由は全くありませんね。

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Koubunsya at Horikawa-Nakadachiuri

There is rustic tranquility except sounds of laughter rarely heard from somewhere by children .

【超訳】

堀川中立売にひっそりと佇む喫茶ができたと聞いて、行ってまいりました。
閑静な住宅街のど真ん中にお屋敷的な入口の門が。奥へ入ると坪庭が素敵な町家がありました。

珈琲とあんバタートーストを注文。ペーパードリップで出てきた珈琲は、カフェドコラソンのもので、おそらく中南米系かな。さっぱりとした軽めの珈琲でした。あんバタートーストも甘さ控えめで、珈琲と合っていましたね。また、店主の方々もとても優しく丁寧なのが好印象でした。接客というより、お家にお呼ばれして心からもてなしてくださっている感じがして嬉しかったです。

これだけの京町家で素晴らしい坪庭を眺めながら、ゆっくり時間を過ごすのは乙なものです。
これから人が殺到しそうな感じがするので、早めに行ってみるとよいと思います。

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Kissa Ten at Gojo-Kawaramachi

It is envious to converse with the mates about the common thing. Since when in the world did I become so lonely in singing.
 
【超訳】
「珈琲めがね」で特濃デミタスとプリンを堪能した帰り、ふと道すがらの雑居ビルに「喫茶テン」という看板とメニューの貼り紙が。あれ、こんなとこあったっけ。とにかく中へ。

聞けば最近オープンした、写真好きが集まるカフェらしいのですが、昔からあるような、左京区感ある佇まい。「ちょっと良いコーヒー」を注文したら、緑の豆珈琲の「祇園ブレンド」をペーパードリップで淹れてくださりました。酸味がなく柔らかな甘みとコク。マンデリン系だと思うのだがな。丁寧に淹れて下さり美味しかったです。

1番のウリはインスタ映えもしそうなオレ・グラッセですね。無料で写真の撮り方や使い方の相談もできるそうなので、写真好きな方は是非行くべきかと思います。 

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Cachette at Kyoto University of Art and Design

Lift my spirit, when I have lost the reason I keep doing it.

【超訳】
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。しばらくバタバタしていたのと、諸事情でややブログを書く気をなくしていたのですが、まぁインスタで紹介するだけなら他にもっと熱心にやってる人もいるので、やはり気が向いたときにでもここで珈琲の焙煎・抽出法における自分の知識と経験に基づいた所感を細々とでも続けようかと思います。

さて、先日北白川へ行った際に、最近オープンしたカシェットへ。1階がドライフラワーのお店、2階はカフェです。2階に上がるとドライフラワーに囲まれた幻想的で空間で、カメラ女子がようさんおられました。

珈琲を注文。ペーパードリップでのサーブでした。珈琲焙煎所旅の音の豆と聞いていますが、エチオピアっぽい酸味は間違いなくあったのと、あとはインドネシアっぽいコクの後味を感じました。たぶんブレンドだと思うけどなあ。香ばしい軽やかな酸味で、美味しゅうございました。

このお店はビジュアル的にも受けが良いのでSNS・雑誌などで取り上げられている人気のお店ですが、そういう面だけでなく珈琲という面でもきちんと計算されたお店だと思います。ドライフラワーって結構香りが立つし、乾いた植物の香りという面では珈琲とベクトルが同じなので、そんな空間のなかでも喧嘩せず香り分けして、かつ調和される香味とフローラルさを珈琲に出させてゆっくり時間を楽しむ一助にするのって結構難しいはずなんですね。カメラでお洒落に撮るのもそれはそれでいいんですけど、そういう点も取り上げて是非楽しまねばならないお店だと思います。

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