京都珈琲案内

京都のとあるバンドマンがお送りする、
京都を中心とした珈琲店、喫茶店、及びカフェの記録及び紹介。
自宅で自家焙煎(unionサンプルロースター)をしたり、
ネルドリップやエスプレッソマシン(LA MARZOCCO Linea mini)をいじったりしています。
また、自宅をカフェのように改造して遊んだりもしています。

【閑話休題の楽曲視聴はこちら】
https://youtu.be/vsB0nOVW_JE



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2016年02月

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TRAVELING COFFEE at Sanjo-Kiyamachi

This café retrieves the child in our side. I wonder why I feel a kind of nostalgia despite I came here for the first time.

【超訳】
最近有識者のあいだで話題の映画『A  FILM ABOUT COFFEE』を観に旧立誠小学校に行ったついでに、小学校内にあるTRAVELING COFFEEに立ち寄りました。タンザニアとコロンビアとブラジルの中深煎りという、私好みのブレンド。小学校で飲む珈琲というのも、乙なものではありますね。

ちなみに映画ですが、基本的にはスペシャルティコーヒー派の立場の内容ではありますが、比較的よくまとまっていて、良かったと思いました。この内容で大坊珈琲店の大坊さんがぽこっと出てるのが若干違和感でしたが、大坊さんの美しい抽出の所作を久しぶりに見ることができたのでそれでよし。

京都のフリーペーパー『アンテナ』WEB版にて連載させていただいているコラム『京都珈琲案内』の第2回が先ほど公開されました。
   
今回のテーマは、『珈琲は「苦いもの」ではない-珈琲に対する誤解を、京都の珈琲で解く-』ということで、珈琲の種類についてや珈琲に対する誤解について、京都の珈琲屋さんを交えて、なるたけ平易に書いてみました。
 

【京都のカルチャーを発信するフリーペーパー 『アンテナ』 Website内 『京都珈琲案内』第2回】
http://kyoto-antenna.com/column/kyoto-coffee_vol2/
  
カフェ巡りが好きな人には、よりカフェ巡りを楽しめるような内容になっているかと思います。興味のある人は是非とも読んでいただければ嬉しいです。どうぞよしなに。

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MonoArt Coffee Roasters at Shijo-Kawaramachi

It didn’t seem to be strongly influenced by Hama Coffee Roasters.

【超訳】
昨年12月に四条河原町にオープンしたばかりのモノアートコーヒーに行ってきました。フランソワのすぐ横。
ハリオのペーパーで1杯ずつ丁寧にドリップされたブレンドは、グアテマラ、ブラジル、コロンビアなどが入った中深煎り。「誰もが喜ばれるような味を」と店主が仰るこの味は、バランスよいながら酸味が少なく少し甘め。全粒粉のクッキーもほろほろと甘くとても美味。飲んでないけどラテも美味しそう。勿論ブレンドだけでなくシングルオリジンもいただけます。店内はスタイリッシュながらも木の落ち着きがあって雰囲気も素晴らしい。

四条河原町にこんなにも美味しいカフェができて、僕はとても嬉しく思います。これは久々の当たりや。四条河原町は皆さんよく行かれると思うので、その際には必ず行くことをお勧めします。

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They say elaborate displays are the best spice for dishes.

【超訳】
年始に奇跡的にニトリにスキレット鍋が買えたので、それなりに重宝して使っています。鉄分をええかんじで摂取できます。

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Momoharu at Kyoto Shiyakusyo Mae

I felt sensitive considerations which are peculiar to women in this café.

【超訳】
昨年京都市役所前にオープンした百春へ初来店。女性店主が切り盛りしている自家焙煎珈琲店です。初めてなので、メニューに『やや深煎りで酸味が少なめ』と書いてた百春ブレンドを注文。グアテマラとブラジルの印象を与える、まろやかな味わい。でもどうやら他にも結構複雑に入っているようです。まろやかなペーパードリップで、深焼きの割には軽い味わいなので、女性同士で昼下がりとかにふらっとパウンドケーキ類などと共にいただくのも良いかと思います。あと、雰囲気は違うけど、鳥ノ木珈琲が好きな人はきっとこのお店も好きだと思います。

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IJIRI COFFEE in Osaka
 
A new coffee roaster is opening this spring at Taisyou in Osaka.
  
【超訳】
先日、梅田の阪急百貨店にたまたま寄った際に、この珈琲屋さんと出会いました。
エチオピアベースの浅焼きブレンドと、マンデリンベースの深焼きブレンドをそれぞれ試飲。
それぞれがよい豆感の特徴を持ちつつ、ええ塩梅にロースト感も持っていました。
今年の春に大阪の大正にオープンし、ネルドリップがベースとなる予定とのこと。
ネルならもうちょい深く焙煎するのでしょうから、今回とはまた違った味わいが楽しめそうです。

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Coffee beans are not for throwing about.

【超訳】

「珈琲のドリップスタンドって何かメリットがあるのですか」とよく聞かれるのですが、結論から言うと特にないです。強いて言うならドリップの最後にドリッパーを「しゅっ」と外せるくらい。まぁかっこいいからええやん。

あと、「ペーパードリップで美味しい珈琲を淹れるにはどうしたらいいですか」という質問も本当によく聞かれるのですが、僕はペーパーにかんしてはそこまで奇をてらった技術は使ってません。ペーパーは要点さえしっかり押さえてしまえば基本的には何処でも誰でも美味しく淹れられます。じゃあその要点とはなんなのよ、という話なのですが、それは直接見てもらわないといけないこともあるので、是非我が家まで来ていただければと思います。ちなみに雑誌や本に書いている「美味しい珈琲の淹れ方」というのは、半分くらいは嘘が書かれがちです。素人がペーパーでのの字に淹れたら大抵失敗するよ。

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