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il piatto Kamiyagawa at Kitano-Hakubai-Chou


Thank you for your giving a good lunch time. I’m very glad to see you for the first time in years. Your dish is like a magic or art. Next time I’ll call on you for enjoying the good dinner time, with my wife and baby.

 
【超訳】

イルピアットと私とのお付き合いはもう何年になるでしょうか。当時は円町のみだったのですが、友人にディナーに連れてきてもらって以降、ミズタニさんの料理に魅せられて、今日まで至っています。カウンターで美味しい料理とワインをいただきつつ、ミズタニさんの料理捌きを見ながら、ミズタニさんや同行者、お客さんと色んなことを話す時間と空間が、自分の中でとても大切なものであります。


こちらが色々あって最近なかなかお伺いできていなかったのですが、久々に今回は妻子とランチにお伺いできました。お店に入ってミズタニさんを見た瞬間にただいま感が爆発してちょっと感無量でした。


ミズタニさんの料理は魔法だ、といつも思っています。ミズタニさんは、誰もが知っている食材で、食べたことのない美味しさを創り出す。一皿ごとにいつも新鮮な驚きや感動が詰まっています。ミズタニさんを中心に回っているお店の活気であったり雰囲気であったりも大好きで、それも料理のひとつだと私は思っています。


前菜盛りと生パスタのランチをイルピアットパンと白ワイン付きで。イルピアットのパスタを乾麺にするか生パスタにするかは究極の選択なのですが、私は割と生パスタにすることが多いです。前菜は、チキンキエフ、ビシソワーズ、ひよこ豆の冷製、木の子のソテー、ロースハムとソイヨーグルト。どれも美味すぎてパスタに到達する前に白ワインが空っぽに。これもフランスのハウスワインなんですが、シャルドネっぽいしっかりした果実感ありつつ、ソービニヨンブランみたいすいすいいけるかんじもあるんですが、単体でもよしお食事と合わせるもよし、これはいけないお酒ですよ。品種いったいなんなんやろう。


白ワインをおかわりしつつ、今回の生パスタは豚ミンチトマトクリームソース。ミンチの肉々しさ、トマトの酸味、あとクリームの甘味という全て異なる旨味に、ちょっと胡椒のようなパンチも少し入って、ミズタニさんがその場で拵える、もちもちとしたパスタに劇的に絡んで大優勝。妻は乾麺にしてくれました。ベーコンと小松菜グリーンソースのフェデリーニ。塩気の効いたベーコンの肉々しさと小松菜の新鮮で爽やかな甘味とオイルの旨味が、細めのパスタと合わさってこれまた大優勝。ソースは全て、ほんのり甘味のあるイルピアットパンにつけていただきました。


締めはサルーコーヒーのサルーブレンド3。ケニアとブラジルとコロンビアだっけか、その中深煎り。ベルギーチョコレートとアーモンドプードルのジェラートとともに。車折神社にしばらく行けていなくてサルーコーヒーもしばらくいただけていませんでした。サルーコーヒーのご夫妻元気かなあ。香ばし見が強い香り、深く煎った時に出るケニアのスモーキーさとカカオ感強い甘味がチョコレートと合います。


久々にミズタニさんにも会えて少しお話もできてよかったです。私が京都で本当に大切に思う飲食店の一つであり、最高のイタリアンと素敵な空間と時間をいただけると断言できるお店です。ディナーも早く行きてぇ、、、

 ※イタリアンレストランなので喫茶のみの利用は不可です。




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(1)弊ブログでは、珈琲豆の焙煎度について、『珈琲のすべて』(エイ出版社、2010年)を参考に「ライトロースト〜シナモンロースト=浅煎り、ミディアムロースト〜ハイロースト=中煎り、シティロースト〜フルシティロースト=中深煎り、フレンチロースト〜イタリアンロースト=深煎り」としています。

(2)弊ブログは、筆者の、珈琲の味は「抽出法>>>超えられない壁>>>焙煎度>産地>・・・」の順で大きく変化する、という考えに基づいた記録です。また、味覚表記に関する筆者の考え方については、http://ueshima.blog.jp/archives/1079544175.htmlをご確認ください。